私は「伏見さんの口からは『自分が悪い、ダメだ』という意味の言葉をよく聞くんですけど、そのように考えるわけは何でしょうか?」と質問してみた。
すると「私は官僚ですから」という言葉がまず出てきました。
私はここに考えの歪みを嗅ぎとった。
官僚がすべて悪いというのでもないし、伏見さんが官僚の代表というのでもない。
官僚の中にも良い官僚と悪い官僚がいるはずである(そして、わが国の官僚の大半は間違いなく「良い」に違いない。官庁に属しているから言うわけではないけれど・・・)が、どうして伏見さんが悪い官僚と言えるのか。
そこで私は再び「確かに伏見さんは官僚であるわけですが、だとするとなぜ伏見さんが悪いことになるのでしょうか?」と聞いてみた。
伏見さんは即座に「官僚は近頃評判が悪いですから」と答えた。